音楽

小島麻由美、5年ぶり(!)のニューシングル。 その間にアルバムはリリースされていたので、そんなに間隔が空いた感じはしませんね。 全6曲の構成ですが、新曲は表題作の1曲のみで、あとは「パブロの恋人」、「スウィング#2」、「黒猫」、「背後に気をつけろ…

結成20周年記念アルバムで、さらに肩の力を抜くのが電気グルーヴ。 ジャケットをはじめ「20年」をこれだけ強調しているのに、その期待を裏切るかのような収録曲の「普通さ」と「脱力感」にまず感激! ガンダム30年記念の仕掛けと比較すれば、「表現」と「商…

曽我部恵一プロデュースによる鈴木慶一のヘイト船長シリーズ(?)第二弾。 昨年の日本レコード大賞で最優秀アルバム賞をとったことも影響しているのか、わずか1年足らずでの新作登場とはビックリです。 暗くダルな雰囲気は前作そのままに、よりコンセプチュ…

新作「ハピネス!」に惚れて、前作も購入。 こちらも1曲平均約3分、ストレートに耳に入ってくるロックンロールとなっています。 それにしても、「魔法」だの「キラキラ」だのを、30代の男が歌っても全く嫌味に聞こえないところが凄いですね! 一歩間違えると…

全10曲収録でトータルタイム33分、一切の無駄が削ぎ落とされた濃縮なロックンロールミュージック。 ギター、ベース、ドラムというシンプルなバンド編成のサウンドにのって曽我部節が炸裂! 日常の生活を淡々と描くだけで、こうも豊かな世界観を提示できるの…

いざ手にしてみると、想像以上に小さいですねえ。 これで4Gの容量があるんだから、技術の進歩というのは本当に凄まじいものです。 「音声ガイド」とヘッドフォン部分に装備されたリモコンでのかんたん操作が本モデルの売りになっていますが、思いのほか使い…

2006年発売の「CON10Po」に続く11枚目のオリジナルアルバム。 ここしばらく数字を織り込んだアルバム名が続いていましたが、今回ここまでストレートなアルバム名を付けてくるとは思いもしませんでした(笑)。 それにしても、木村カエラとのシングルがオリコ…

2000年に発売されたチボ・マットのセカンドであり、実質上のラストアルバム。 ワイワイガヤガヤの前作と打って変わって、落ち着いた印象を与える1枚。 発売された頃に友人から借りて一度は聞いていたものの、なぜか「イマイチ」と思ってしまい、ほとんどスル…

アルバム「Sensuous」の映像版DVDである「Sensurround」に、マキシシングルのB面集が付属した2枚組パッケージ。 でも値段は2000円以下ということで、円高の現在、さすが海外盤は安いですねえ。 PV集は既に日本盤を持っているので、お目当てはもちろんCDの方…

オリジナルは1987年発売で、金子國義のジャケットが印象的な一枚。 ヨーロッパ三部作、東京に続いて舞台は古のアメリカ、もちろんコンセプトはジャズ。 他のミュージシャンでは浮いてしまって全く様にならない世界観を日本人のくせしてしっかりと表現できる…

オリジナルは1991年発売で、この直後に盟友安井かずみを失ってしまったトノヴァンの今のところ最後(最新)のソロアルバム。 コンセプトはラテンで、アレンジは軽妙、韻を踏んだ言葉遊びや何気ない日常生活を描いた歌詞も絶妙。 それでいて聞き込めば聞き込…

やっと出ました、4年ぶりのテイ・トウワの新作。 もちろんDVD付の初回限定盤を選択。 最近のインタビューでは何だか老成してしまったような感じだったし、今のDJシーンに批判的なことまで語っていたからちょっと不安でしたが、抜群の仕上がりで大いに満足。 …

アルバム「YELLOW」からのシングルカット。 CMとタイアップしているがゆえのシングルリリースなんでしょうが、そこはしっかりとサービス精神にあふれており、一つのパッケージとしての魅力は極めて高いように思えます。 特に付属DVDに収録された「Fake It!」…

はっぴえんどの鈴木茂が大麻不法所持で逮捕されたその日、加藤和彦と坂崎幸之助のユニット「和幸」のセカンドアルバムが発売されました。 粋な大人の「お遊び」に「第二弾」があるとはうれしいものですが、ちょっと複雑な気持もしますね。 鈴木もこのアルバ…

DVD付の初回生産限定盤を購入。 前作「J-POP」よりも遥かにテクノというかミニマルというかアシッドというか、とにかく一般受けを全く狙っていないその潔い音に惚れました! はじめからこっちをやりたかったんでしょうね、卓球は。 「J-POP」はあっという間…

1995年に発売された、たま4人時代の最後のフルアルバム。 この直後にもっともポップなセンスを持っていた柳原幼一郎が脱退して、よりマニアックになっていった訳ですが、たまの自主レーベル「地球レコード」からの発売ということで、実はこれまで存在すら知…

アルバムバージョンもそれはそれで良かったのですが、ポピュラリティーのあるオリジナル版の音もやはり捨てがたいので、結局シングル盤も購入することに。 全くノーマークだったカップリングの「有楽町で溶けましょう」も、ツボを大いに刺激された感じ。 コ…

電気グルーヴがついに8年ぶりとなるオリジナルアルバムを発売。 題して「J-POP」。 タイトルについて、インタビューでは「皮肉でも何でもない」と言ってましたが、電気のことだからやっぱり勘ぐってしまいますよねえ・・・、ジャケットの写真は「外人」風の…

小西康陽プロデュース、信藤三雄のアートディレクションという黄金コンビによる筒美京平トリビュートアルバム。 全曲いずれも丁寧にリミックスが施されており、理屈抜きで楽しめる、底抜けに明るい一枚です。 個人的には佐川満男「フランス人のように」、平…

曽我部恵一プロデュースによる鈴木慶一2枚目(!)のソロ・アルバム。 本作は英語タイトルが肝で、Captain Hate & First Mate Love・・・、こんな粋なタイトルをよく考えつくものです。 いかにも鈴木慶一さんらしいセンスと言えましょう。 歌詞はいつものよ…

元ピチカート・ファイヴの高浪敬太郎がついに再始動。 奥さんである西村郁子とのユニット「archorhyme」名義でいきなりアルバム2枚を同時発売、です。 「甘い日々-la douce vie-」はピチカート時代(特に初期)を思い起こさせるメロディとアレンジが存分に楽…

ジャケットを開くとクリスマスツリーが飛び出てくる、まるで仕掛け絵本のような初回限定版仕様。 一瞬グルーヴィジョンズによるデザインワークかと思ったけれど、実はアートディレクションも小西康陽氏が担当しているとか・・・、まあ、もともと基本的な方向…

初回限定盤の「(秘)メガヌードパッケージ」仕様は、スリーブケースをはずすとメガネをとったつじあやの素顔が見られるというもの。 だからと言って、別に大騒ぎするほどのことでもないとは思うんですが、スリーブにメガネが印刷されているので微妙にずらして…

電気グルーヴ8年ぶりのニューシングルがついに登場! いやはや懐かしい音です。 1990年代中頃の電気を思い起こさせるアシッドテクノっぽいトラックに卓球の歌う意味深な歌詞が重なる、良い意味で期待を裏切るナンバーでありました。 大槻ケンヂ原作、ケラリ…

こちらは1978年に発表された「ガーディニア」。 坂本龍一(彼を見出したのも加藤和彦だった)、高橋幸宏、渡辺香津美、後藤次利、鈴木茂、笠井紀美子ら豪華メンバーが参加したジャパニーズ・ポップスの名盤中の名盤です。 サンバ、ボサノヴァを基調にしたメ…

加藤和彦のヨーロッパ三部作に先立つソロ2作品が紙ジャケット仕様でついに再版。 セイゲン・オノによる最新リマスタリング版なので音質もバッチリです。 サディスティック・ミカ・バンド解散後の1976年に発売されたこのアルバムはズズとのコラボレーション…

本編の音楽監修である細野晴臣プロデュースによるサウンドトラック集。 HASYOM名義でリリースしたシングル「RESCUE」はもちろんのこと、さらに待望の新曲が2曲、さらにはコーネリアス、テイ・トウワ、m-flo、さらには細野晴臣のソロがなんと5曲も入っているん…

ついに細野さんの新作が登場! カントリー&ウエスタン、ブギ、ヒルビリーといった古き良き時代のアメリカ音楽への愛情溢れる1枚です。 もともとデキシーミュージックやスウィングジャズが大好きだったので、何度聞いても飽きないし、感動が続く・・・、ヤバ…

加藤和彦と坂崎幸之助による新ユニット「和幸」のファーストアルバム(?)。 再結成フォークルの方向性を受け継ぎ、1960〜70年代の音楽を再評価しようというコンセプトなのでしょう。 流行に乗った企画アルバムという見方もできますが、当時時代の中心にい…

2000年の「Me And My Monkey On the Moon」に次ぐ、小島麻由美のベスト版第二集です。 本人が選んだ楽曲をほぼ年代順に構成した全19曲。 通して聞いてみると、あれほど嫌いだった「My name is blue」から「パブロの恋人」までの音もさほど気にならなくなって…