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1995年に発売された、たま4人時代の最後のフルアルバム。
この直後にもっともポップなセンスを持っていた柳原幼一郎が脱退して、よりマニアックになっていった訳ですが、たまの自主レーベル「地球レコード」からの発売ということで、実はこれまで存在すら知らなかった一枚。
で、廃盤となってプレミアが付いていたことも、つい最近再版になったことも知らなかった次第。
偶然覗いた地球レコードのWEBサイトでそのことを知り購入したのですが、うん、なかなかに味わい深い1枚でありました。
歌詞に放送禁止用語が使われていて、大手レーベルから発表することができなかった楽曲ばかりを集めたアルバムらしいけど、どちらかと言うと、歌詞の過激さよりもポップスのセオリーを無視したメロディの実験的な構成に問題があったような気がするのは僕だけでしょうか。
もちろん、そこが良いところなんですがね。