加藤和彦「マルタの鷹」


オリジナルは1987年発売で、金子國義のジャケットが印象的な一枚。
ヨーロッパ三部作、東京に続いて舞台は古のアメリカ、もちろんコンセプトはジャズ。
他のミュージシャンでは浮いてしまって全く様にならない世界観を日本人のくせしてしっかりと表現できるセンスはさすがです。
しわくちゃなターンブル&アッサーによれかけたコーデュロイをはいた男(どんな男なのかを短いフレーズで的確にイメージさせる安井かずみの才能が恐ろしい)が彼女の到着を待つシーンを描いた、2曲目の「cozy corner」が当時から大好きだったなあ・・・。
発売元はディウレコード。