FLYING SAUCER 1947


ついに細野さんの新作が登場!
カントリー&ウエスタン、ブギ、ヒルビリーといった古き良き時代のアメリカ音楽への愛情溢れる1枚です。
もともとデキシーミュージックやスウィングジャズが大好きだったので、何度聞いても飽きないし、感動が続く・・・、ヤバイねえ、このアルバム。
コシミハル女史がアコーディオンで参加しているのもうれしいところ。
2日間で9曲をリハなしの一発録りしたこともビックリだけど、往時のRCAリボンマイクを使っているから、音の雰囲気もバッチリの仕上がり!
細野さんのあの渋い声がとても心地よく耳に届いてきます。
名曲「スポーツマン」と「ボディー・スナッチャーズ」のカントリースウィングも新鮮ですね。
難航しているソロアルバムの「つなぎ」として作られたものらしいけど、いやはやどうして個人的には今年ナンバーワンのアルバムになりそうだ。
ちなみに、ジャケットで細野さんが持っている新聞のトップ記事は有名な「ロズウェル事件」。
1947年の7月8日のニュースで、その翌日に細野さんが生まれたことをひっかけ、アルバムタイトルもそこから引用・・・、こういう遊び心も細野さんらしくて最高!!