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ジャケットを開くとクリスマスツリーが飛び出てくる、まるで仕掛け絵本のような初回限定版仕様。
一瞬グルーヴィジョンズによるデザインワークかと思ったけれど、実はアートディレクションも小西康陽氏が担当しているとか・・・、まあ、もともと基本的な方向性は似ているんですがね（笑）。
収録曲には「蛍の光」、「サンタが街にやってくる」、「ウィンター・ワンダーランド」、「ママがサンタにキッスした」などお馴染みの曲がズラッと並んでいますが、小西アレンジが見事に炸裂し、ジャズ、ジャンプ＆ジャイヴ、ドラムンベース、スカ、４ビートまで多彩なリズムが楽しめる一枚となっています。
akikoの若干単調でちょっと細い線のボーカルをフォローするかのようにデューク・エイセス等の大物ゲストが参加、さらにはインストナンバーも挿入されるなどトータルな完成度は高く、ジャズ系アルバムでありながら、「おしゃれ」というキーワードでまとめあげていく小西氏のセンスにも改めて唸らされた次第。
クリスマスが過ぎてもリピートしてます。