【模型】

ブロムリーJRSネイティブダンサー


マックスファクトリーの「ダグラム」シリーズ第6弾!こいつは完全なるジオラマ用キットですね。
1/72スケールだからものすごく小さい!ネイティブダンサーは完成してもわずか5cmです(笑)。しかし最新キットらしく造形はシャープで、パーツ分割もかなり細かい。2台セットで「指揮車」と「4連ミサイルポッド装備車」がそれぞれ再現できるようになっています。しかし、この大きさなので、ちょっと手を加えようと思っても、なかなか難しそう・・・。
大きさの割に3600円とかなりお高めのキットだけど、ガレージキットだと思えば安いものだし、作りやすいプラモデルで発売してくれたことにまず感謝すべきでしょう。
フィギュアは計4体付属。極小ながらJ・ロックの顔が判別できる優れものです。

【模型】

コトブキヤ 「ツメロボット」


新造人間キャシャーンに登場する悪役ロボット。一目で「悪者!」と分かるデザインですね(笑)。
劇中ではワラワラと登場。「量産型メカの始祖」とセールスコピーにも書かれていますが、まあ結果的にそう解釈できるということで、当時は「手間を省く」くらいの意識しかなかった気がします。それでも同じメカが出てきてはやられ、また出てきてはやられ、というシーンは強く印象に残っています。
キットは昔懐かしいボディが前後分割で単色成形。さすがに組み立てに接着剤は不要ですが、ボックスアートや箱の質感も含めて往年のプラモへのオマージュが強く感じられます。キャシャーンのミニフィギュアが付いていたり、首の回転やツメの伸縮といったチープなギミックなどもそれっぽくていいですね。総じて「作る」というより、キットそのものを「愛でる」ことを前提に開発されたプラモのように思えます。
まさに「コトブキヤがやらねば誰がやる!」的な遊び心に富む1点。一応「昭和模型少年クラブ」と銘打たれてはいるものの、果たしてシリーズとしての継続はあるのかな?

【おもちゃ】

ROBOT魂MS-09ドム ver. A.N.I.M.E.


これはとても良いドムですね。
ドムらしい太ましさと劇中の柔らかなラインが見事に表現されており、各部のバランスと全体のプロポーションもパーフェクト。MGはもとよりHGUCのプラモより格段にドムらしさは上ですね。
カラーリングは基本成型色ですが、とても発色が良く、塗装の必要性など微塵も感じさせないクオリティです。装甲の裏もきちんと赤になっています。
そして可動も凄まじい。頭部もモノアイもちゃんと動くのでとても表情がつけやすい。海老反りもできるし、あのデザインの脚部でさえ巧みなパーツ構成で充分な可動域を持っています。
ゆえに劇中の印象的なポーズはほぼ完璧に再現が可能。多分これらポーズから逆算して関節構造を考えているんでしょうね。それはジャイアント・バズの造形にも反映されていて、きちんと肩にかつげるし、真正面で構えられるよう細部まで形状が煮詰められています。好きな人が好きな人に向けて作っている・・・、そんな心地よさが味わえる1点です。
例の「組手」や「平手」も付属。武装はヒート・サーベルとジャイアント・バズ。なぜか今回はエフェクトパーツは付いてないけど、できればバズーカの発射エフェクトくらいは欲しかったところ(シャアザク付属のものが流用できるけど、ワンパッケージ完結が「玩具」の基本だと僕は思っているので)。代わりに(?)ガンダムのダメージシールドが同梱されていますが、これは対ドム戦での必須パーツなので、ドムに付いてくるのも納得できます。
と、ほんのわずかな不満はあるけれど(あと値段も少し高い!)、箱を開けてすぐに遊べるアクションフィギュアでこの完成度なら、わざわざ時間かけてプラモを作るまでもないかなとつい思っちゃいます。このシリーズ、ここまで1つのハズレもなし。ドムは当然3個買いました!(リック・ドムが出たら12個買うんだろうか?w)
バンダイの中で今は旧ポピー組がいい仕事している気がしますね。

【おもちゃ】

HI-METAL R ストライクバルキリー


さらにプレバン限定品。早期予約で「魂ネイション2015開催記念 魂STAGE付き」をゲット。
やはりVF-1はロイ・フォッカー機一択でしょう(笑)。人気の機体のはずなのに、なぜこれがWEB限定品なのかは甚だ疑問ですが。
全高わずか9cmながら一部差し替えのみで3形態に変形可能というヘンタイ玩具。変形の強度もかなり考えられていて、「玩具」としてガシガシ遊べます。
キャノピーがクリアパーツで、搭乗するフォッカーまでちゃんと色が付いている点には驚かされます。ストライクパーツのクオリティもなかなかのものです。
VF-1JとVF-1Aは一般商品だけど、もちろんスルー!

【おもちゃ】

バンダイ ROBOT魂「ディザード」


こちらもプレバン限定品。エルガイムに登場するB級HMのディザードです。
B級だけどA級のエルガイムより高額な8500円!足元見られているのか、製造コストが高騰しているのか、どちらか分かりませんが、値引きのない限定品ゆえ、より高額に思えちゃいます。
エルガイムと並べると若干こちらの方が大きいのもB級らしくなくてイヤンな感じ。
プロポーションと可動についてはほぼ完璧なだけに、値段の高さで印象を悪くしているのはちょっと勿体無いですよね。
せめてオプションパーツが充実していればまだ納得もできたのでしょうが、バインダー、パワーランチャー1本、セイバー2本、セイバービーム部分1本、バインダー取り付けアダプター1個、エネルギーチューブ1本とギリギリ最低限のものが付属しているだけ。
そりゃあ文句のひとつやふたつ、言いたくなるってものです。

【おもちゃ】

ROBOT魂マスターガンダム明鏡止水


プレミアムバンダイ限定品。
ゴッドガンダムに続き、師匠のマスターガンダムにも明鏡止水Ver.が登場。
ゴッドガンダム同様、部位ごとにゴールドの色味に変化が付けられており、立体物としてメリハリのあるものに。でも個人的には単色のゴールドの方が劇中のイメージに近い気がしたりもして(笑)。実物を手にすると、成型色の部分はちょっとチープなゴールドだし、全体としてなんとなくチグハグな感じがするんですよね。どうせ限定品なんだから、全身ピカピカのメッキでも良かったんじゃないかなあ。
一般商品版との違いはこのカラーリングのみ。加えて石破天驚拳用のエフェクトパーツが追加されていますが、これは「ナイス」!このパーツひとつで遊びの幅がぐっと広がります。

【模型】

1/100ガンダムキマリス (ブースター装


無印の1/100キットなのに、ひと昔前のMGレベルは軽くクリア。そう、模型としての出来はかなりのものなのに、MSのデザインが全く好きになれないという・・・。
他のジャンルでは「模型として面白いから」という購入の選択肢は充分ありなんだけど、フオーマットがある程度固まっていて、技術的にも高水準にあるガンプラではもはやそういうことはありえませんな。・・・ということが理解できたキットです。
定価の半額以下で投げ売られていたのでついポチってしまいましたが、それでもちょっと後悔しています(笑)。しかし、このMSのデザイナーってGレコで大活躍した形部一平さんなんですよねえ?GレコのMSの神がかったデザインって、やはり富野マジックによるものだったのかな。