電気グルーヴ「人間と動物」


電気、3年半ぶりのオリジナルアルバム・・・、ってことは今年もう結成23年なんですね(笑)。
最近、時が経つのがめちゃ速い気がするなあ。
この新作も前作の『20』、『Yellow』の流れを汲む「歌ものテクノ」ですが、電気らしい「ハチャメチャだけど心地いい」感覚がより増しています。
「Upside Down」や「SHAMEFUL」、「Missing Beatz」といった先行シングル曲はすべてアルバムバージョンで収録されているので、全9曲すべてを新鮮に楽しむことが出来ます。
しかもアルバムとおしてテンポが「BPM125」で統一され、曲と曲のつながりもすごく自然かつ巧みなので、はじめからおわりまで途切れることなく高揚感が持続!
それでいて1曲1曲が明確な個性を持っているので、単調さは皆無。
80年代、90年代的テイストも随所に散りばめられ、現時点での電気の総決算とも言える内容となっています。
技巧的なんだけど自然体、ってところが素晴らしいですよね。
今回DVD付バージョンを選択したのは、割引率の関係でその方がお得だから。
「WIRE12」でのライブを完全収録したDVDで、新作と代表作が並ぶ全8曲の構成。
これだけでも充分にお腹いっぱいになっちゃうボリュームでした。