虹色の花咲きほこるとき


2010年に発売されたアルバムが、半値のセール品になっていたので購入。
一時期は新譜すべて買っていたんだけど、最近はとんとご無沙汰中。
でも久しぶりに聞いてみると、やはり良いものですなあ。
収録されているのは全12曲。
本来はウクレレ1本で歌って欲しいところだけど、コッテリと音が練り込まれたこのアルバムもなかなかのもの。
さだまさしであれば「帰去来」あたりが近いかなあ、と(笑)。
後半楽曲はシンプルになっていくのでトータルとしては落ち着いた、穏やかな印象を与えてくれます。
曲づくりも声の質もどんどん「プロ」になっていくつじあやの
それはそれでいいんだけど、初期の頃のたどたどしさがなくなってきたのはやっぱりどこか寂しい気も。
ちょいとマニア向けのミュージシャンだったつじあやのが、どんどん一般的になってしまって、曲もどんどん「安定」していくと、逆に「平凡」になってしまって売れなくなってしまう・・・、半額セール品になってしまったのも、案外そんなところに要因があるのかも知れません。