『F1モデリング』51


特集はシーズン中恒例の「Under The Microscope!」。
各マシンの詳細写真がたっぷりと掲載されています。
今年は各チームともに開発速度が早く、わずか数戦で全く別物のマシンに変わっているのが面白いですね。
大きな話題となった段差ノーズばかりに目がいきがちですが、マシン各部で実験と挑戦を繰り返していることがよく分かります。
現在グランプリは先のハンガリーGPで11戦を終え、だんだんと勢力図もはっきりとしてきたけど(そんな中、アロンソの3勝+ポイントリーダーってのは実力が別格であることを証明しているように思う!)、そこに至るまでの各チームの試行錯誤ぶりが垣間見えてくる興味深い特集記事でした。
レース毎の詳細写真は第3戦のオーストラリアから6戦のモナコまでの4戦分。
ジョルジョ・ピオラの図解によるマシン解説や、F1プラモのコーナーなどもいつものように「安定のクオリティ」です。
ところで先号で告知されていた出版社移籍にともなう幻の号の再販計画はどうなったのかなあ・・・、何の情報も出てなかったけど、なんとか発売までこぎ着けて欲しい。


東邦出版刊。