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BTに掲載された村上隆関連の記事を一冊にまとめたアーカイブ本。
特集記事はもちろんのこと、インタビュー、展覧会情報からアンケート、ニュース、レビューからGEISAIの冊子まで完全網羅されています。
1992年から20年で計800ベージ・・・、その間ずっと日本のアートシーンの最前線にいたということの証でもあり、正直すごいなあと思います。
姿勢は一貫してるし、思考にもブレがなく、きちんと日本美術や若手の作家のことまで考えている作家なんて、そんなにいるはずもなく。
折々に挿入されるこの本のための最新インタビューからも、そのことがよく分かります。
・・・アート関係者のほとんどが狭いフレームと了見の中でチョコチョコやってるだけだからなあ。
個人的には薄っぺらな表現に劣化してしまった奈良なんて屁の下だと思ってるし、これからの日本美術は村上隆と心中する覚悟で彼の力をもっと有効に活用しないとダメだと思う。
少なくとも村上の偽悪ぶりが続く限り、僕は応援を続けたいと考えています（笑）。