リボルテックタケヤ「増長天」


シリーズも終盤にさしかかり第4作目が登場。
相も変わらずハイクオリティの造形と塗装で、メリハリの効いた深みのある色合いが個人的には好みです。
塗装は、文様の表現から墨入れ、汚しまで、かなり手間がかかっているのが見て取れます。
造形面でも、腕と脚、光背のベース部分は共通ながら、全身にわたって新規パーツが投入されています。
憤怒の表情で下方を見据える増長天と踏みつけられる2匹の邪鬼・・・、御利益も高そうですね。
もちろん可動が命のリボルテックなので、仏様には似つかわしくない破天荒なポーズも思いのまま。
持物は金剛杵で、専用の持ち手も付属していますが、どちらかと言えば一般的なイメージの「戟」の方が派手で良かったかも。
ともあれ仏像シリーズも次の「持国天」で完結、かと思いきや、さっそく木目塗装バージョンがリリースされるとのことで、さすが海洋堂、商売上手ですなあ(笑)。