『F1モデリング』vol.50


大混戦になっている2012年のF1グランプリ。
新シーズン開幕号ということで、テストから初戦のオーストラリア、第2戦マレーシアへと続く2012年初期タイプのマシンがチームごと、レースごとに詳しく紹介されています。
写真が豊富なので、サスペンションの構造やカウル内部の様子もある程度読み取れて面白い。
しかしほとんどが「盗撮」(笑)なので、立体的に認識することはちょっと困難ですが。
それにしてもホントにどこがどうつながっているのやら・・・、最近のF1マシンは複雑すぎますねえ。
その他、今シーズンのレギュレーション解説やエブロ製「ロータス72C」の作例、さらには各種エッセイも豊富で読み応えあり、です。
通算50号記念ということでメーカー、ショップとタイアップした企画もあったけど、そちらはちょっとイマイチ。
それより50号分のインデックスを付けてもらった方がうれしかったなあ。


東邦出版刊。