『GRAND PRIX CAR名車列伝 Vol.4』


特集はナイジェル・マンセル
1981年の「ロータス87・フォード」、1982年の「ロータス91フォード」、1984年の「ロータス95Tルノー」、1985年の「ウイリアムズFW10ホンダ」、1988年の「ウイリアムズFW12ジャッド」、1989年の「フェラーリ640」、1991年の「ウイリアムズFW14ルノー」、1994年の「ウイリアムズFW16Bルノー」、1995年の「マクラーレンMP4/10メルセデス」が掲載されています。
チャンプを獲った1992年の「ウイリアムズFW14Bルノー」、そして1990年の名車「フェラーリ641/2」は3巻までに収録済ということで残念ながら割愛。
この1冊だけを手にする人は、ちょっともの足りなさを感じてしまうかも知れません。
第二特集は「鈴鹿燃ゆ!」と題され、1997年〜2006年の間で鈴鹿で印象的な走りを見せたマシンを紹介。
1997年は「フェラーリF310B」、1998年は「ウイリアムズFW20メカクローム」、1999年は「ジョーダン199無限ホンダ」、2000年は「フェラーリF1-2000」、2001年は「ウイリアムズFW23BMW」、2002年は「ルノーR202」、2003年は「フェラーリF2003-GA」、2004年は「BARホンダ006」、2005年は「マクラーレンMP4-20メルセデス」、そして2006年は「ルノーR26」。
はい、その選択に異論はございません(笑)。
さらに第三特集はもはや恒例となった感のある「著名デザイナーの佳作」。
1981年の「ブラバムBT49Cフォード」、1983年の「フェラーリ126C3」、1988年の「アロウズA10Bメガトロン」、1991年の「ミナルディM191フェラーリ」、1998年の「プロストAP01プジョー」、2000年の「ジャガーR1コスワース」、2001年の「ザウバーC20ペトロナス」。
ページ構成はいつものように1台につき写真4ページと解説が2ページ。
ゆえに読み物としてもかなり楽しめます。

三栄書房刊。