野宮真貴「30 」


野宮真貴のデビュー30周年(!)記念アルバム。
収録曲は、「マキのレキシ」、「東京は夜の七時」、「私の知らない私 (Album Version)」、「ベイビィ・ポータブル・ロック」、「スーパースター」、「スウィート・ソウル・レビュー」、「マジック・カーペット・ライド」、「トゥイギー・トゥイギー」、「皆笑った」、「ウサギと私」、「悲しい歌」、「メッセージ・ソング」、「陽の当たる大通り」、「マキのヤボウ」、「スウィート・ルネッサンス」の全15曲。
当然のことながらピチカート時代のナンバーが中心の構成となっています。
うーん、でもいろんな意味で微妙。
ピチカートの曲はアレンジ、ボーカルのいずれも、オリジナルの魅力を超えることはできず。
むしろ、あまりにも劣化が酷く、聞くに耐えない仕上がりというのが正直な感想。
小西康晴がいてこその野宮真貴だったんだな、と強く再認識した次第。
唯一、鈴木慶一プロデュースによる「うさぎと私」だけは新鮮な印象で聞けたけど、これ一曲で3000円はちょいと高いなあ。