【本】

『月刊MdN』2016年 4月号


デザイン系の雑誌にまで特集される「おそ松さん」。表紙絵が気に入って、つい自腹で購入してしまいました。
各記事もアニメ雑誌とは異なる切り口で、それなりに読み応えあり。色彩設計のヒントに横山裕一の名が挙げられていて「なるほど」と思ったり。
こういうデザインの視点から作品を読み解く「遊び」が成立する「おそ松さん」。あざといほどに上手く作られたアニメだけど、あざとさが増すほど、そして原作の翻案が突飛なものになるほど赤塚不二夫らしくなるというパラドックス。赤塚先生はやはり偉大であった!