【模型】

1/100「ガンダムバルバトス」


つくづくオルフェンズはキットに恵まれていますね。もともとそういう戦略ありきでスタートした企画なんでしょうけど、その割に意欲的、挑戦的なデザインが多くてすごく良いと思います。MSの新しいバリエーションを開拓するというのも狙いのひとつなのかも知れませんね。
無印の1/100シリーズはダブルオー以来かな?でも「ティエレン」や「オーバーフラッグ」のようにハイディテールが施されているわけではなく、基本的にはHGUCのスケールアップ版という印象。まあいずれ出るであろうMGとの差別化も図らないといけないし、まあこれでこれで「あり」かな、と。
パーツ数も少なめながらフレームは全身にわたって再現され、そこに外装を付けていくという構成。さすがにMGほどの緻密さはないですが、個人的にはこの程度で充分。ガンダムタイプはフレームが共通という設定ですが、こういう点もシリーズを充実させる大きなポイントになっているんでしょうね。
ただフレームに引っ張られてプロポーションのバランスがHGバージョンより崩れている印象もあり・・・難しいところですなあ。
本編の方では「新形態」が発表されましたが、バンダイのことだから変更パーツだけで売り出すはずもなく、何度も同じフレームを組み立てなきゃいけないのかと考えると、ちょっと萎えちゃいますな。同スケールのキット点数が増えてくれば、いろいろと組み替え遊びもできそうですが、それもすぐ飽きそう。
ということで、今後は安価でお手軽ながら完成度の高いHGシリーズだけに絞ろうか、と思った次第。