■

今は亡き「MS IN ACTION!!」シリーズのバウンド・ドック。
ロザミアやジェリドの乗った赤い機体が一般的だけど、劇中にはゲーツ・キャパが乗ったグレーの複座型も登場。
外観上は全く同じなので、MIAでもカラーバリエーションアイテムとしてグレーのバウンド・ドックが発売されていました。
華のない地味なカラーリングだけど、だからこそ、2006年の発売から7年経っても（しかも半額セール品でも）売れ残っている訳で（笑）、むしろ不人気はありがたいことだと思いつつ購入。
赤い機体ももちろん持っているんだけど、もともと造形的には非の打ち所のない出来だし、いつまで経っても他の立体物は発売されそうにないので、これを素材にカスタマイズしてやろうという魂胆なのだ。
こんな秀逸なデザインのMSはないと個人的には思うんだけど、どうして人気ないのかなあ？
デザインしたのが小林誠だから？？
このシリーズは基本ゴム人形なので総じて評判はイマイチだったけど、ことこのバウンド・ドックに関しては曲面構成の巨大なスカートをはじめゴム素材であることがむしろ功を奏していている奇跡の1点。
持つとフニャフニャでちょっと萎えるし、スカートの重さで脚部関節等のヘタリも心配だけど、ならばいっそのことポーズを決めて固定し、ディテールアップを施し、ディスプレイモデルとして飾るという手もありかな、と。
塗装を施すなら成型色がグレーってのは、むしろありがたいですしね（笑）。
で、目指すは当然設定画のみに存在するイエローのジェリド専用機・・・、意外と手軽に出来そうな気がしています。
武装はビームライフルとビームサーベルにシールドの拡散メガ粒子砲（差し替え式）とこちらもぬかりなし。
大きさは15cmちょっととMIAシリーズの中では大型だけど、HGUCシリーズと並べると小さく感じます。
うむむ、やはりプラモデルが欲しいぞ！