1/72「ウルトラホーク3号」


ウルトラ警備隊所属機で、攻撃、偵察、支援、輸送(マグマライザーをよく乗せていました)と多方面で活躍した機体。
さすがにロケット型の2号をキット化するのは難しいでしょうし、ハセガワ製の1号と並べるためにも、この完全新規開発キットの発売はうれしいところです。
まあ1号が大きすぎてスケールが揃わないのは仕方ないでしょう(あっちは1/144)。
ちょっと変わったバランスの航空機で、さすが成田亨デザイン!
飛ぶか飛ばないかは別にして、一目見ただけで強く印象に残ります。
成田デザインが秀逸な点は、シルエットだけで機体が判別できること。
フォルムの意外性や新しさを追求するという手法に、現代のメカデザイナーが学ぶべき点は多いと思います。
劇中のイメージどおりのスタイルに、最新キットらしい繊細なモールドが加えられ、パーツ数も少なく組み立てやすそうだし、「模型」として非の打ち所はなさそうです。
それにしても本体パーツのデカイこと(笑)。