handsom-guy2013-06-11


アニメーターになりたかった遥か昔に読んだけど(初版は1982年)、内容はきれいさっぱり忘れているので、今回の再販を機に改めて読んでみることに。
当時のアニメの製作現場がよく分かる1冊で、同時にそれは当時の日本社会の雰囲気をも的確に映し出しているように思えました。
いかに今の時代が閉塞しているかが相対的に理解できるし、「ものづくり」の姿勢についても重要な指摘が含まれています。
鈴木某が本書のパクリで本を出していますが、ちゃんちゃらおかしいっすな(笑)。
ものづくりに携わる人、企画・開発の仕事をしている人間なら一度は目を通すべき1冊でしょう。


文藝春秋刊。