『CAR MODELING MANUAL』vol.19


F1模型の特集号で、現行レギュレーション下のマシンを多数掲載。
メイン素材はもちろんタミヤの新作RB6。
製作記事は『モデルグラフィックス』の特集記事(2013年2月号)並みに丁寧だし、しかもそれぞれ製作手順が微妙に異なっているので、この2冊を参照しながら作れば完璧ではないかと。
しかし、RB6以外の作例はちょっと半端な感じ。
マクラーレンMP4-27、フェラーリF10はフジミ製キットが使用されていますが、いずれもあっさり仕上げた作例で「雑誌掲載作品」としては物足りないし、ザウバーC31やフェラーリF2012は発行のタイミングが悪くスクラッチビルドとなっています。
まあ、キットを持っているAMCモデルのFW34が掲載されていたのは、個人的にうれしかったですけどね。
特集記事以外ではエブロのロータスの記事がかなり充実していました。
実はこっちをメインに据えたかったんじゃないかなあ、と勘ぐっちゃうほどです(笑)。
まあ、いろいろと不満点もありますが、こうしてF1模型雑誌を出してくれるだけでもありがたいことだと思ってます。


ホビージャパン刊。