『MEAD GUNDAM』


2000年に講談社から発行され、一度も再版されないままプレミア化してしまったシド・ミードガンダム画集がついに復刻。
定価はかなりアップしているものの、印刷部数もそんなに多くはないだろうし、まあやむを得ないかな。
∀ガンダムターンX、スモー、バンデットなどシド・ミードが手がけたMSの、ラフ案から初期稿、そして決定稿に至るまでの過程が大量のドローイング(400点!)で紹介された資料的な価値の高い1冊です。
印刷精度にも問題は全くありません。
明確なコンセプトのもと、関節構造や各部のディテールまで踏まえてフォルムとスタイルが規定されていく、まさに「ロボットをデザインすることの意味」について考えさせられた次第。
実はこっそり講談社版も持っているんだけど(笑)、そのあまりの希少性のため粗雑に扱うことができず、今回改めて購入しました。
ボロボロになるまでじっくり読み込んでみたいと思ってます。


復刊ドットコム刊。