1/20チームロータス72E


1973年の第4戦スペインGPから、それまでの72Dに代わって投入されたロータス72E。
エースのフィッティパルディはそれまでの3戦で2勝を挙げていたにも関わらず、新型72Eではその後わずか1勝しかできず、一方この年に加入したロニー・ピーターソンは同じ72Eで4勝を記録するなど、ドライバーとの相性で成績が大きく変わるマシンでした。
結果、コンストラクターズタイトルは72年に続き獲得するも、ドライバーズタイトルはティレルジャッキー・スチュワートに奪われ、フィッティパルディは翌年マクラーレンへと移籍することになります。
とまあ、ちょっと問題児だった72Eですが、デザインは文句なしにカッコいい!
さらに、前年の72Dからマシンのカラーリングが黒地に金のJPSカラーとなっており、「これぞロータス!」って感じでより惹かれちゃいますね。
ただし当然の如くタバコデカールはオミットされているので、別売のデカールが必要になる点はちょっと残念ではあります。
72Eの大きな特徴であるエンジン上部のラジエターインテークや巨大なリアウィング等が新パーツ。
さらにはタイヤのGood Yearロゴはプリント済みとなっています。
ファンの多いマシンでもあるので、「やっと出たか!」という人も多そうですね。
で、次こそはフィッティパルディが当時最年少でチャンプを獲得した72Dかな?