MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka


vガンダムが2度目のMG化。
ただしver.2.0ではなく、Ver.Kaとしてのリリースです。
さすがバンダイ、うまい戦略ですね。
今回は頭部が小さく足の長い今風のプロポーションで仕上げられており、ユニコーンやゼータと並べても違和感なさそうです。
ガンダムフロント東京で上映されている映像に出てくるvガンダムがモチーフとのことで、オリジナルと比べると細部のデザインがいろいろと変更されていますが、大きくvガンダムのイメージからは外れていないので、このアレンジは支持したいと思います。
頭部もちゃんと馬面になってますし(笑)。
試作品を見たとき「装甲を細かく分割し過ぎじゃない?」と思っていたら、なんとユニコーンのようにサイコフレーム発動時の開放状態が再現できるそうで。
確かに映画ではサイコフレームの発光が表現されていたので、その考えを推し進めていけばこれはありだろうし、何よりユニコーンへの展開にも説得力が増すので、これは素直に良いアイデアだなあ、と。
ただし、展開状態はお世辞にもカッコよく見えませんが(笑)。
さらに手首は一体成型による可動式・・・、でもちょっと華奢な感じも・・・、これとは別に固定タイプの手首もできれば何種か付けて欲しかったですね。
武装はいつものようにライフルとバズーカが付属しますが、ここもオリジナルの武器がひとつくらいプラスされていても良かったかも。
マークはシールに加え、水転写式デカールが標準で付いてきます。
ファンネルは射出状態でディスプレイするための支持棒まで付属し、さらにWEB限定キットを別途購入すればダブルフィンファンネル仕様も再現可能と至れり尽くせり。
以上、若干の不満点はあるものの、トータルで見ると、現時点で最高のvガンダムであることは間違いないでしょう。
ここ数年、カトキハジメプロデュースの大型モデルで1年を締めくくる流れが続いていますが、やはりカトキ人気って安定しているんでしょうね。