1/144「PMX-003ジ・O」


RGで「Zガンダム」が出たからには、やはりからませてみたいのが「ジ・O」。
ということで、以前パチ組みで満足していたHGUCキットを再度しっかりと作ってみたくなり購入。
発売は2002年とすでに10年前のキットにもかかわらず、今でも充分納得できる出来。
デザイン上当たり前ではあるけれど脚部に内部フレームが再現されていたり、ポリキャップやサーベルもMG用のものが流用されるなど、MGキット並のボリュームと構造を持つ1点になっています。
むしろ定価2520円は近年のHGUCシリーズと比較しても安く感じるし、MG「ジ・O」と比べたらその有り難みがより実感できます(笑)。
カトキハジメによるアレンジの方向性には賛否両論あるでしょうが、仮にガレージキットであれば極端な解釈の怪獣的表現でもオーケーかも知れないけど、プラモデルである以上、こうしたクセのない工業製品然としたスタイルでまとまるのはある意味仕方ないように思います。
小さなパーツが少なくて組み立てやすいし、隠し腕のギミックも再現されているし、なによりサーベルも4本付いているし(笑)、手を加えるとしたら軟質樹脂製のパイプをディテールアップするくらいかなあ。
無数にあるスラスターもこのくらいの大きさであればガンダムマーカーでの塗装で問題なさそう。
・・・MG版が出てからさらに評価の高まった(笑)、HGUCシリーズの傑作キットです。
RG「Zガンダム」と並べると表面の情報量がやや足りないようにも感じるので、パネルラインくらいは追加してみますか。