1/20「ロータスE20 」


こちらは2012年シーズン終盤のアブダビGPでトップチェッカーを受け、復帰後のロータス(25年ぶり)とライコネン(3年ぶり)に初優勝をもたらしたロータスE20ルノー
B.Model Worksという正体不明、国籍不明のガレージキットメーカーのキットで、もちろん無版権物。
そもそも「文化」とは、その長い歴史を少しでも振り返ってみれば明らかなように、「模倣」と「引用」で普及していくものだから、今のようにがんじがらめに縛り付けてしまうことはむしろ文化そのものの衰退を招くだけのように思います。
ゆえに著作権問題についても僕はある程度緩和すべきだという立場をとっていますので、あしからず。
著作権者の「名誉」はもちろん守らないといけないけど、今の著作権の締め付けの厳しさって、どこまでも「商売」のための「言い訳」にしか過ぎないですからね・・・。
ってなことで、海外通販で取り寄せてみましたが、国内で買うよりもかなり安く手に入るのがうれしいところ。
箱を開けてみると、基本は国内メーカーのパーツ構成とほぼ同じ。
レジン、ホワイトメタル、アルミ、エッチングによるマルチマテリアルキットですが、ボディのみならずウイング類もレジンで成型されています。
AMC Modelのキットもそうでしたが、実際のところ軽くて加工しやすいレジンの方が工作の難易度は下がるんですよね。
薄くて脆そうなので、破損には充分気をつけないといけませんが。
パーツにはややバリが多くて整形には時間がかかりそうですが、パッと見たところ大きな歪みや狂いはなさそうなので、意外とスムーズに組み立てられそう(かな?)。
実車と似ているかどうかは敢えて調べないことにしますが(じゃないと永遠に完成しないし)、なんかもうちょっとスリムなイメージだったような気も?
いえいえ、たぶん気のせいでしょう(笑)。
デカールは妙に気合が入っていて、アンダートレイはおろかサスペンションや果てはステアリング用のカーボンパターンまで再現されています。
普通に組むとスペインGP仕様になりますが、イギリスGP用の「スパイダーマンデカールや2種の翼端板、さらにはレインタイヤまで付属しており、パッケージとしてはかなり充実!
アフターパーツいらずなので、そう考えると値段もあまり高くは感じませんね(笑)。