■

すでに解体されてしまったアキバのラジオ会館。
オタク文化の発信拠点、「聖地」と崇められたそのラジオ会館がプラモデルで甦りました。
「シュタインズ・ゲート」というアニメ、漫画の主要舞台となっているらしく、そのからみでめでたくキット化されたようです。
スケールは1/1000なのでかなり小ぶりの模型ですが、往時の姿を偲ぶには程よい大きさと言えるかも知れません。
ビル本体は1パーツ、そこに前面の壁面クリアパーツをはめるだけでほぼ完成、あとは小物を取り付けるだけです。
「シュタインズ・ゲート」は全く知らないので、「人工衛星」はもちろん取り付ける予定なし。
ラジオ会館のキャラクター性を強く主張していた窓の広告を再現するために「ドレスアップシート」なるものが付属していますが、当初は薄いシールかデカールとばかり思っていたのに、実際は説明書の一部を切り抜いて使うというトホホなもの・・・、これ絶対に名前負けしているぞ！
正直なところパーツもごくわずかだし、これで定価2730円もするのはかなりのボッタクリじゃないかと思った次第。
昔ならせいぜい300円のキットだよ、これ。
完成品で販売しても2000円だとちょっと厳しいかなと思うくらい。
説明書に昔のラジオ会館の写真や解説が掲載されていたのはちょっと面白かったけど、だからと言ってねえ・・・。
ま、それだけ「売れない」ってことなんでしょうけど。