MG FIGURERISE ワイルドタイガー


話題の「タイガー&バニー」から、ワイルドタイガーがMGフィギュアライズで登場。
予約開始直後はどこも売り切れ状態が続いていたけど、増産したのか発売直後は店頭にもネットショップにも潤沢に在庫がありましたね。
大きさは24cmとかなりの存在感、パーツ数も多めで作りごたえがありそうです。
色味のよい成形色と絶妙の分割でパチ組みでもカラーリングの再現度は高く、スモークのかかったクリアパーツもよい雰囲気ですね。
唯一、クリアパーツのゲート処理が超めんどくさそうなので、ゲートをもう少し目立たない位置に配置してくれていたら、なおありがたかったかな。
内部フレームも完全再現されているし、そこに装甲を組み付けていく作業はまさにスーツを着込ませていく感覚そのもの。
フォーマット的にはMSモデルに準拠してますが、MSの組み立てにはないにはない新鮮さが味わえるキットですね。
マスクを外した時のコテツのフェイスは差し替え式での再現ですが、小さなバーツながら造形は見事だし、付属のデカール、シールを使えば誰もが劇中のイメージどおりのコテツに仕上げられます・・・、うーん、ホントにバンダイの技術は恐ろしい。
両腕部にはワイヤーガンを収納していて、それぞれ組み替えで展開が可能、巨大な「グッドラックモード」も付属し、さらには豊富な手首パーツには指差しや挑発用も準備されるなど、ギミック的にも「文句なし!」ではないでしょうか。
スタイルよし、パチ組みでの見応えもよし、可動とギミックにも不満なし、の良キットでしょう。
展示用ベースまで付属しているのもうれしい配慮ですが、欲を言えば様々なポージングに対応のできるフレキシブルなものが欲しかったところだけど、まあオマケだから、その点は目をつむりましょう。
あとスポンサーマークはシールじゃなく、余白のない転写タイプのものが個人的にはうれしかったなあ。
ともあれ、7月下旬には本命のバーナビーブルックスJr.も発売されるので、早く二体を並べてみたいところです。