MG 1/100「ハイザック」


好みというのは日々変化するもので、あれだけどうでもよかったハイザックがなぜか気になりだすとは。
確か放映当時の1/100シリーズは第1弾でハイザックが発売されたように記憶しているけど、それですらスルーしたのに、なんと30年も経って今更MGキットを買ってしまうとは・・・、自分でも驚きです(笑)。
ガンダムの面白いところは様々なデザインやアレンジの方向性があって、あるものに飽きるとまた別のものが気になり出すという無限ループ(笑)が作用する点。
そこに長寿の秘密があるんだろうなと思っています。
で、肝心のキットですが、2004年発売の少々古い商品ながら、出来は素晴らしい!
分割もそれほど細かくはなく、むしろ程よい感じ。
それでいて継ぎ目はほとんど存在せず、パチ組みで設定のカラーリングがほぼ再現できるし、さらには付属品もたっぷりと。
マシンガン、ヒートホークに加え、胴体部のミサイルランチャーまで付いています。
ザクなのでパイプのゲート処理が面倒臭いのは仕方ないし、軟質樹脂製の細いパイプ類も可動性を考慮に入れたら正しい選択だと思います。
それにしても、何で腕のあんなところにパイプがまわっているんでしょうねえ(笑)。
で、なぜ今頃になってハイザックなのか・・・、ザクVER.2.0が細身の分、マッスに富むスタイリングがどこか懐かしく、魅力的に思えてしまったのかも知れませんし、あとMG「マラサイ」の発売が決まったことも大きなきっかけかも・・・、バンダイの戦略に見事はまってますな。