PS VITA「リアリティーファイター」


基本は2D格闘ゲーム
しかも本格ではなし(笑)。
では何がウリかと言えばカメラで取り込んだ自分や周りの人をキャラクターにして戦えるという点。
体型やコスチューム、必殺技や決めゼリフ等もかなりの幅でカスタマイズできるので、キャラ育成ゲームといった方がいいのかもね。
一応ストーリーモードもあるけど、それはあくまでオマケ。
やはり身近な人をモチーフにおバカキャラを作って、おバカ技を繰り出しながら、ワイワイゲラゲラ遊ぶのが本筋かと。
カメラ機能で取り込んだ風景をゲームステージにすることもでき、それはそれで面白い試みではあるけど、本体を動かすと背景も動くので、ちょっと無理があるかな(笑)。
もともと格闘ゲームとしての奥深さなど求めてないから、暇つぶしのお気楽ゲームとしては充分に及第点をあげられる出来だけど、ひとつ残念なのはキャラの描写が小さいこと。
せっかく作ったキャラの顔が対戦中はほとんど見えないのだ。
モニターの小さい携帯機の宿命だけど、それでももう少し大きく表示させることはできなかったのかなあ。