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仏像をアクションフィギュアにするという破天荒なアイデア（笑）。
まさか仏さまにポーズを付けて遊ぶ時代がくるとはねえ・・・。
仏さまはパブリックドメインだから版権料も不要だし（笑）、ホント良いところに目を付けたと思います。
竹谷隆之さんのプロデュースによるシリーズで、第一弾は北方守護の多聞天。
オプションは「宝塔」、「宝棒」、「三叉戟」となっています。
きちんとしたポーズで立たせると、ホントにご利益もありそうです（笑）。
さすがに「彫刻」として見たら本格の仏像とは比ぶべくもないけれど、「玩具」としては造形も塗装もかなりクオリティの高い1点となっています。
関節部周辺の衣装の構造もよく練り込まれていて、どんなポーズをとらせてもスタイルの破綻はなく、とても素晴らしい！
さらに「邪鬼」を模したベースも秀逸ですね。
で、ひとつ面白い点は古色のついた塗装表現であること。
つまりこれは現存する仏像をモチーフにした立体物なんですね。
この辺が海洋堂的というか、造形マニア的な視点というか・・・、やっぱりご利益はなさそうだ（笑）。