コトブキヤ「ジェフティ」


またもやゲームにのみ登場するロボットがプラモデルに。
しかも2003年のPS2専用ゲーム「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」の主役機っていうんだからマイナーもいいとこ(ファンの方、ごめんなさい)。
デザイナーは新川洋司なる人物・・・、たびたびごめんなさい、よく分かりません。
デザインも既視感が強く、決して魅力的とは言えないロボットだけど、突然興味を引かれて購入。
なぜか・・・、その理由は店頭にディスプレイされていた完成見本。
参考写真では全く伝わってこなかった、量塊性とメリハリに富むフォルムが秀逸で、そこにじっと見入ってしまった次第。
あえて言うなら、造形的な魅力でも言いますか。
ひとつひとつの形にしっかり意思が込められているというか、オブジェの中と外の緊張ある関係性まできちんと表現されているんですね・・・、この原型師さんの力量はかなりのものとみた(笑)。
バンダイのキットは工業製品として優れているけど見る者の感情移入を拒むかのような冷たさがどこかにあり、その点でこのジェフティはその対極に位置する模型と言えるかも。
あれ、ちょっと褒めすぎたかな(笑)。
でも、いくら眺めてもモチーフそのものへの愛情はちらとも生まれず。