1/20「フェラーリ150°イタリア」


シーズン前のテストでは好調だったけど、いざレースになるとレッドブルに全く歯が立たず、実験的マシンのマクラーレンにも遅れをとって、わずか1勝しかできなかった今年のフェラーリ
F10の発展型というコンサバなつくりが結果的には裏目に出てしまった訳ですが、それでも規定ギリギリまで持ち上げられたハイノーズや、さらに洗練されたボディ後部の絞り込みなど、デザイン的にはとても美しいと思います。
「現行のレギュレーションを素直に解釈するとこうなる」といった感じの模範的、優等生的な一台ですね。
と、あまりに「・・・」な戦績だったので、さすがにプラモデル化はないだろうと予測し、まずはガレージキットをおさえておくことに。
一応CAD設計とのことですが、レジン製ボディもその有機的なラインを再現するために複雑に分割されているので、エッチング製の背ビレを組み込んだり、スリット部のメタルパーツとの勘合を調整したりと、かなり難易度の高そうなキットです。
複雑な構成のフロントウイングもほぼメタル製で、これまた工作が難しそう。
でも、プロポーションやフォルムの雰囲気は実車のイメージそのまま・・・、その意味では良いキットだと思うので、あとは作り手の力量次第か(笑)。
選択したのは唯一の優勝を記録したイギリスGPバージョン。
予約をしていたので、価格の割引に加え、予備でデカールがもう1枚とさらに専用塗料まで付いてきましたが、これは何気にうれしいサービスですね。