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1984年2月にラフォーレミュージアム原宿で開かれた戸川純の伝説のライブ映像。
音源のみを収録したCD「裏玉姫」がこの5月に再発されるので、そちらを購入しようと思っていたのだが、やはり戸川純のライブは映像付で楽しみたいもの。
調べたら2006年に発売されたDVDがまだ残っていたので、こちらを選択。
「OVERTURE」、「玉姫様」、「諦念プシガンガ」、「電車でGO」、「レーダーマン」、「森の人々」、「ベビーラヴ」、「涙のメカニズム」、「踊れない」、「隣りの印度人」、「昆虫軍」、「蛹化の女」、「パンク蛹化の女」の全13曲（CDは10曲なので、その点からもお買い得！）と、曲間には奇妙（笑）なPVまで挿入される充実ぶり。
女子小学生、巫女などのコスプレに加え、録音音源よりもさらに過激な声の使い分け、そしてキチガイのように踊り狂う様が、存分に堪能できます。
1980年代としては稀有の例だし、ある意味では1980年代だからこそ成立し得た「戸川純」。
椎名林檎も鳥居みゆきもしょせんは戸川純の亜流に過ぎないから、この「本物」を見せつけられると両者ともに霞んでしまいますね。
たった45分の収録時間ですが、戸川純マニアにとっては最高の1本です。