「ガンダムUC」vol.3


新作ガンダムも折り返しの第3巻が発売に。
映像は相変わらず美麗だし、戦闘シーンの描写もさらに迫力が増して思わず何度も観てしまうほど。
しかし、その一方でなぜか巻を追うごとに大きくなってくる違和感。
そう、すべてがあまりにも大袈裟で演劇的過ぎるのです。
ファーストガンダムへのオマージュもだんだんとウザく感じられてきたし、物語や設定もこじつけやベタなものが多く、たとえて言うなら胃がもたれてゲップが出そうな状態。
その一瞬は盛りあがるけど、あとには何の余韻も残らない、まさにハリウッド型エンタテインメントのガンダムですな。
見る者の感情を、ストレートかつ単純に刺激するだけのイマドキの流行コンテンツは、オールドタイプにとって少々ツラくなってきたようです(笑)。