ROBOT魂「V2ガンダム」


1年前に発売された「V2アサルトバスターガンダム」版の本体に改良を加え、アサルトとバスターパーツを省いた1点。
本体がバージョンアップしているということで、MGで言えば「ver.1.5」みたいなものかと思えばさにあらず。
前回のV2のクオリティが明らかに低く、まるでMIA時代に戻ったかのようなゴム人形っぽい甘い造形だったので、その失敗を逆手にとって「新商品」に仕立てただけの話・・・、これじゃあユーザーはたまったものじゃない。
しかも完全な作り直しではなく、あくまでも最低限の改修と調整のみ。
具体的には頭部、腕部、ミノフスキードライブと接続する胸部上部、腰部フロントアーマーと太股のパーツそれぞれがリニューアルされ、旧パーツと差し替え。
頭部と肘関節以外は旧作とじっくり見比べないと分からない程度の改修。
本体の可動箇所や構造等の変更はありません。
成型色も若干変更されているようだけど、いずれにしてもパッと見の印象は前回とほとんど変わらず。
光の翼」も若干薄くなっているけどまだまだ分厚いし、今回もクリア成型そのままなので、ひどく単調。
せめてグラデーション塗装くらい施してくれても良いんじゃなかろうか・・・。
ビームピストルや狙撃用スコープ展開状態の頭部も新規に付属していますが、「だからどうした?」って感じ。
今回のやり方、僕には大メーカーの傲りとしか思えません。