AR.Drone


iPhoneで操縦するクアッドコプター(4軸ヘリ)のラジコン。
ガジェット好きなので発売前からずっと気になってはいたのだけど、いかんせん5万円近くもするので、おいそれと手は出せず。
しかし!年末の価格改定でいきなり28799円となったため(本国アメリカと同価格!)、ついに我慢しきれずポチってしまいました(笑)。
届いての第一印象は「デ、デカイ!」。
で、さっそくiPhoneにアプリをダウンロードして遊んでみることに。
ラジコンヘリは操作が難しいはずなのに、こいつはコンピュータ制御でホバリング状態を保てるからすごく楽!
上昇下降や移動の操作はiPhoneのタッチパネルで行いますが、僕の初期3Gモデルでも反応は良好。
ホバリングだけでなく、離陸と着陸、高度と速度の制御といった基本動作をコンピュータで行いつつも、タッチパネル上の2つのパッド(加速と傾斜)で入力することによって、本体を自分の意のままに操れる、そのダイレクトな操作感覚に思い切りはまってしまいました。
この感覚を表現できただけでも実はとんでもなく凄いことのように思います。
フロントカメラと垂直カメラの2台から送られる映像はiPhone上でモニターできるのですが、受信までに若干のラグがあるので、実機を見てないと飛ばせませんね。
映像だけで飛ばせるようになったら、このラジコンの真価がよりはっきりと認識できるんでしょうけど・・・、アプリの改善を望む次第。
そんなこんなで屋外でも飛ばしてみたいけど、この時期の強風は初心者には厳しそうなので、しばらくは家の中で練習練習。
バッテリーの持ちが悪い点(1回の充電で約10分の飛行)もやや残念ですが、欲を言えばキリがないので、ここは潔くあきらめることにしましょう(笑)。
ともあれ、ヘリのトイラジコンでは今まで何度か遊んできたけど、これはそれらとは全くの別物。
「ヘリ」でも「ラジコン」でもない、新しい発想による新しい遊びを提示するエポックな玩具と言えるのではないでしょうか。
この斬新なアイデアが詰め込まれた高性能の機械の価格が3万円を切るというのは正直破格でしょう。