1/24「MP4-25(ハミルトン)」


版権の問題でもあるのか、なぜかドライバー別に2種のリリースとなったマクラレーンMP4-25。
基本フォーマットはメルセデスフェラーリと同様。
まず目がいくのは元祖Fダクトですが、当然ながら内部構造までは再現されていません。
ダクトにつながるリアウイングの構造もきちんと再現して欲しかったけれど、それも無視。
う〜ん、レベルだし、小スケールだし、たぶんそうなるだろうなとは思っていたけど、やはりちょっと残念・・・。
また「抜き」の制約からボディが半端なところで分割されているので、製作も意外と大変そう。
と言いつつ、全体のフォルムだけは良い雰囲気で再現できているのでないでしょうか。
マシン後部の過激で複雑な絞り込みやデュフューザーの形状(シャシーの下部にまでこんなスリットが入っていたんだ!)など写真からはイマイチ読み取れなかった部分が、しっかりと確認できるのはうれしいですね。
シルバーというカラーリング(あれ?ボディはメッキ加工されてないんだ?)も含めて完成させるには相当のスキルが要りそうなキットなので、ここは割り切ってパチ組みでカタチのみを楽しむのもありだと思います。
当たり前だけどデカールのカーナンバーは「2」のみ、グランプリとしてはバーレーンGPとカナダ、イギリスGPの3タイプが再現可能となっています。