1/24「フェラーリF10」


3種目はアロンソが最終戦までチャンプを争った「フェラーリF10」。
箱絵にランナーパーツが描かれてているのは、もはや国際標準ということで。
エンジンやエンジンカバー、ギアボックスなどもそれらしく立体化されているけど、カウルの分割がヘンテコなので、開閉はちょっと無理そうです。
一方で、そのグラマラスなボディラインの再現性については文句なく、今期のフェラーリのマシンの唯一独創的な部分である「ホイールリム」の形状などもなかなかの出来。
残念ながらFダクトの内部構造はオミットされていますが、シャークフィンに両面から空気穴らしきものを持つパーツを組み合わせる全3パーツの構成で、(これが正しいかどうかは分かりませんが)雰囲気だけはそれなりに味わえそうなので、まあ良しとしましょう(笑)。
各パーツのプラの肉厚が凄まじく、きっちりと仕上げようという気力はなかなかわきませんが、間違いなく素性は良いと思うので、まずは仮組して様子を見てみようかなと。
良質のデカールバーレーンGP(バーコードデカール仕様)、スペイン・ドイツGP(白枠仕様)、トルコGP(参戦800戦仕様)の4タイプが再現できる充実ぶり。
バーレーンGP仕様はFダクト未装着タイプ(シャークフィンのみ)、サイドポッド上に装着されたミラーもきちんと再現されるなど(その代わり他の仕様にするにはサイドポッドのミラーを削り取る必要があり)、コンパチキットとしても優秀。
バーコードデカールは貼りたいけどFダクトタイプにもしたいし・・・、う〜ん、どのGP仕様で作るか迷ってしまいますねえ。
でもでも、やっぱり1/20スケールのキットが欲しいっ!