『F1モデリング』44


特集はブラバムBT46/46B。
有名なファンカーも含め、ディテール写真や開発秘話が満載。
ゴードン・マレーというデザイナーの発想の豊かさが実によく理解できる特集ですね。
マレーもせっかくフリーになったんだから、久しぶりにF1の現場にカムバックしないかなあ。
ヴァージンあたりがいいと思うんだけど(笑)・・・、20年以上のブランクがあるから、第一線で活躍するのはやっぱり無理なのかなあ。
第二特集は恒例の現行マシンディテール写真集で、今号では第8戦のカナダGPから第13戦のベルギーGPまでを掲載。
第14戦のイタリアGPは「定点観測」のページで取り上げられています。
写真を眺めて分かるのは、ウイング類でごまかせない分、今年のマシンは細部のボディワークやメカニカル部分の処理に細心の注意が払われていて実に美しいこと。
「チリトリマシン」などと蔑称されているけど、個人的にはかなり洗練された造形美を持っているように思えます。

三栄書房刊。