小島麻由美「アラベスク」


前作の「メリーゴーランド」にプレミアが付いていることなどつゆ知らず、今回も売り切れ店続出と世間が盛り上がっている中、いつものようにアマゾンで注文して発売日をとうに過ぎても届かないことすら気付かずと、これじゃあ小島麻由美ファン失格だな(笑)。
とまれ、聞いてみての感想を以下に。
彼女の音楽って、今回のようなキーボード(ピアノ)、ドラム、ギター、コントラバスくらいの編成で演奏した方が「らしさ」が出ると思います。
新作の「アラベスク」は小島らしい気だるさ満点の歌謡ブルース、ラテンっぽい2曲目の「黒猫のチャチャチャ」もツボにはまりました。
名曲「セシルのブルース」のピアノ弾き語りや歌曲「愛の喜び」のカヴァーも収録されており、全4曲ながら非常に密度の濃い内容。
うん、前作よりも個人的にはこちらの方が好き。
この調子でニューアルバムも期待です。