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新型「ルーテシア ルノー・スポール」と「トゥインゴ ルノー･スポール」の日本発売にあわせて、久々にルノーを特集したムックが発行されました。
試乗リポートやライバル車との比較など２車種を大きく取り上げつつ、ディエップにある工場紹介や関係者へのインタビュー、レースへの取り組みなど、ルノースポールのミッションや活動が豊富な写真とともに紹介されています。
実際にフランスまで取材に行っているためか、非常に丁寧な作りになっており、ルノーファンとしてはうれしい限り。
F1に関する記述にもう少し力を入れて欲しかったのと、年代別ルノーカタログで90年代の珍車「アヴァンタイム」が抜けていたのは×だけど（笑）。
とまれ、何事も「表層」でしか理解しようとしない多くの日本人には、いくら説明したところでルノーの良さなんて絶対に伝わらないでしょう。
壊れたら産廃のかたまりになるハイブリットカーを、真剣に「エコ」だって思っている人も多いみたいですし（笑）。

三栄書房刊。