ムーンライダーズ「TOKYO7」


ムーンライダーズ、3年ぶりの新作。
前評判は上々、さらに鈴木慶一が近年リリースしたソロワークの2枚も大名盤だったので、かなり期待していたのですが、2回ほど聴いた限りでの印象は「素直なロック」という感じで、個人的にはイマイチかな、と。
還暦間際のおっさんたちが、マジメに「青臭い」ことをやる意味は大きいと思うのですが、その実験性や先駆性に惹かれ、ギミックやトリックを楽しみにしている僕のようなファンには少し物足らなく感じてしまいました。
う〜ん、まだまだマニア度が足らないなあ。
メロディは美しいし、歌詞も奥深く(もちろん屈折した部分もあり)、聞き込んでいくとまた違った感想が持てるかも?
ただし、ジャケットは文句なしにカッコイイ!