『F1モデリング』vol.38


特集は2009年のニューマシン。
レギュレーションが大きく変わり、各チームとも試行錯誤の状態で新車を発表した、その新鮮な形を一堂に眺められるのはうれしいですね。
贔屓にしているルノーが開発したR29は今のところ見た目どおりに遅くて残念ですが(笑)、空力の処理は大胆で面白いと思います。
ニューウェイによるレッドブルRB5の変態的なデザインや、ブラウンGPのBGP001、ウイリアムズFW31といった比較的シンプルなマシンが驚異的なスピードを発揮しているなど今年のマシンはいずれも興味深いから、様々な写真で確認できるのは本当に楽しい。
ディテールの写真は少なかったものの、それは次号のお楽しみということらしいので、指をくわえて待っていましょう(笑)。
ヒストリックマシンのコーナーではニューウェイのF1処女作「レイトンハウスMarch CG891」と、アクティブサスの元祖「ロータス99T」が紹介されています。
東邦出版刊。