1/60デストロイド・トマホーク


アニメ「超時空要塞マクロス」に登場する陸戦兵器がまさかのアクションフィギュア化。
「重装砲撃型」がコンセプトの機体で、両腕がそのまま荷電粒子ビーム砲になっているという、いかにもスタジオぬえらしい斬新なデザインのロボットです。
その機能的かつ無骨な雰囲気は現在のメカデザインの主流とは対極にあるので、むしろ新鮮に見えてしまいます。
特にパワードスーツ系のメカが好きな人間にとってはたまらない一点でしょう。
同スケールのVF-1が絶品だったので、一緒に並べてみようと購入したのですが、こうしてみるとマクロスという戦争アニメは飛行機と戦車それぞれの役割や記号をうまくメカデザインに取り込んでいたんだなあ、と改めて思い直した次第。
それにしても惚れ惚れとする格好良さで、造型はシャープだしプロポーションも完璧。
頭部のM-89空冷マシンガンはちゃんと可動するし、肩部の6連発対空自己誘導ミサイルと12連発ロケット弾ランチャー、そしてコクピットのハッチはいずれも開閉が可能。
さらにはマーキングシールの他、パイロットフィギュアといろいろと活用できそうな整備員、誘導員フィギュアまで付属。
1万円を切る価格でこうした立体物が手にはいるのは、まさに「奇跡」と言って良いのではないでしょうか。

・・・本当はWEB限定販売品のウェザリング版が欲しかったけれど、気づけばすでに申込締切で叶わず。
まあ、少し筆でちょいちょいやればある程度は再現はできそうだし、ついでにねじ穴を埋めたりと軽くディテールアップでもしてみますか!