超合金VF-25Fメサイア


やまとのマクロスシリーズの印象が強いせいか、外箱がコンパクトでちょっとビックリ。
いずれにしてもかさばらないのが一番なので、こういう配慮は何気にうれしかったりして。
パッケージを細かくまとめるというのは「虚勢」を張る必要がないというバンダイの自信のあらわれなのかも知れませんね。
さすがにプラモデルと比べると扱いやすいし適度な重さもあるので、「玩具」として割り切り、手にとって「ガシガシと動かして遊ぶ」のが目的であれば何の問題もないように思います。
しかし!
各形態のプロポーションやディテールの再現度は、はっきり言ってやまと製バルキリーからはるかに劣るクオリティ。
ガウォーク形態では足が踏ん張れなくてへっぴり腰になってしまいますし、何よりも重量バランスがおかしいので決めポーズでの自立が難しい。
さらにバトロイド形態はズングリしていて洗練されたイメージには程遠く、しかも可動範囲がかなり狭い。
一番まもとなファイター形態でも主翼が微妙に曲がっていますし(梱包のせい?)、ライディングギアの再現度も「なんじゃこれ?」のレベル。
武装としてガンポッドとコンバットナイフが同梱されているものの、コンバットナイフはシールドへの収納が不可という、これまたトホホな仕様。
「ディスプレイモデル」としての期待が大きかった分余計にガッカリさせられてしまい、別売りのスーパーパーツを予約してしまったこをひどく後悔・・・。