『日本最初のプラモデル』


近頃の新書はこういうネタまで扱うんですね・・・。
いや、「アスキー新書」に限った話ではなく、新書全体の質が急激に落ちてきているように思うのは僕だけでしょうか。
ということで、本書は日本ではじめてプラモデルを作った人たちの「苦悩と青春」を描いた、プロジェクトX的な読み物。
内容を批判するつもりは毛頭ないんですが、いかんせん文章がお粗末。
ノンフィクションだって文芸の一ジャンルなんですから、書き手にはもう少し芸を見せてほしいところ。
プロジェクトXに取り上げられるとすべてが陳腐に思えてしまう印象とまさに同じい。