マンハッタン殺人ミステリ


既に絶版となっている980円シリーズのウディ・アレン作品を2本発見したので、即購入。
本作は、ミア・ファローとのゴタゴタがあった頃に撮影され、ファローの代わりに以前のパートナーであったダイアン・キートンが起用されたことで話題になった作品です。
僕自身は、1989年の「重罪と軽罪」(最悪!)から98年の「セレブリティ」(「スターダストメモリー」は一体何だったの?って感じ)までをウディの駄作期と勝手に決めつけているのですが、その中では「影と霧」(92年)、「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(97年)と並び、「まあ良作かな」という印象の1本。
実際、公開当時に観ているはずですが、きれいさっぱりストーリーを忘れていましたしね(笑)。
それでも改めて観てみると、テーマが似ている最新作の「タロットカード殺人事件」よりは遙かに面白い。
ウディですら寄る年波には勝てないってことなんでしょうか、やっぱり。