完全変形ガーランド


1985年のOVAメガゾーン23」に登場する「ガーランド」が1/15スケールの完成品として、マクロスの変形トイで知られるやまとから発売されてしばらく経ちますが、最近国内向けのサイトがオープンしたHLJで最新バリエーションモデルの「ファクトリーカラー」が半額になっていたので、YF-21購入の勢いのままについポチってしまいました。
これまでもオーソドックスな赤い色の劇中版や茶系の自治軍カラーver.などは複数のショップで半額になっていたものの、なぜか惹かれず。
しかし、工場ロールアウト時を想定したという、シルバーのボディに赤の差し色を加えたシャープな印象の機体は一目見てメロメロ。
1980年代に少年期を過ごした人間は、シルバーという色が「洗練」、「近未来」といったイメージと直結するよう、きっちりと刷り込まれているので、理屈抜きに「カッコいい!」と思ってしまうのです。
で、肝心の本体ですが、もともとバイクがロボットに変形するという無茶な設定を、「マニューバ・クラフトモード」(バイク形態)と「マニューバ・スレイヴモード」(ロボット形態)双方のプロポーションを破綻させることなく、差し替えなしの変形で両立させられるのだから大したもの。
さすがにYF-21の後だから、変形のプロセスも簡単に理解(笑)。
磁石が適所に使われて、変形トイ初心者にも扱いやすい一品に仕上がっています。
マニューバ・スレイヴ時でも普通に弄る分には不満のない可動。
付属する矢作省吾のフィギュアもバイクに跨ることが大前提だから、これで充分でしょう。
特典として、省吾用のヘルメットパーツ(もちろん着用も可能)と大判のシールが同梱されるなど、若干ながら付加価値があるのもうれしいポイントです。
もちろん、携帯武器である「レーザーオーブガン」もきちんと付属。