ハイパーウェポン2008


ほぼ一年に一冊のペースで刊行されるデザイナー兼モデラー小林誠御大の作品集。
最近の仕事から過去に様々な誌面で発表された記事の再録、懐かしい「ドルバック」の作例や他のモデラーとのコラボレーションまで、小林誠という人間の脳内を開陳したかのような混沌とした内容。
でも、この徒然とした感覚がとても心地良く感じられるのです。
レイアウトの独特なセンスも小林さんならではと言えましょう。
著者(編者)の個性がとことん打ち出された本なんて最近はとんと見かけないから、新鮮なことこの上もなし。
うん、良い本です。
モデルアート社刊。