パンツァーグラフ11


AFVクラブとトランペッターの競作となった1/35「ストライカー」ですが(ドラゴンはまだかな?)、本誌ではトランペッター製キットにアフターパーツのエッチングを組み付けた、とんでもない完成度の作例が楽しめます。
ランナー状態ではAFVクラブの方が高い精度を持っているように思えましたが、これを見ちゃうとトランペッターのキットも作りたくなってきますね。
その他、「E-100 超重戦車」といったトンデモ系戦車の作例や「スタックハウンド」の貴重な資料写真、さらには充実したコラムも多数掲載。
相変わらずやっつけ仕事的な部分が全くない、全編「模型愛」に溢れた、読んでいてとても心地よいムックです。